8月6日　広島原爆の日
昭和20年8月6日午前8時15分17秒、「エノラ・ゲイ(ENOLA GAY)」という名前のアメリカ軍Ｂ２９戦闘機が原爆「リトル・ボーイ」を投下。
まもなく高度580ｍで炸裂したこの原爆はこの一瞬の爆発で30万人の民間人の生命を奪いました。

8月9日　長崎原爆の日
昭和20年8月9日午前11時02分、アメリカ軍は6日の広島に続いて長崎に第二の原爆を投下しました。
長崎の原爆はファット・マンと呼ばれます。広島の原爆はウラン爆弾でしたがこちらはプルトニウム爆弾で、広島より強力、ＴＮＴ火薬21000トン分の威力とされます。
しかし平地の広島に比べて谷間の長崎は、地形が原爆の被害の拡大を防ぎました。それでもこの原爆で数ヶ月以内に7万人が亡くなり、その後亡くなった人を入れると、やはり15万人ほどの人が命を落としたとされます。

8月15日　終戦の日
昭和20年8月15日正午、昭和天皇はラジオを通じ、日本の降伏を国民に伝えた。
満州事変から日中戦争、太平洋戦争へと拡大した戦争は15年におよんだ。
政府によると、日本の戦没者は軍人・軍属230万人、民間人80万人。アジア・欧米諸国にも多くの犠牲をもたらした。

日本の国は過去に何度も戦争を繰り返しおこない沢山の犠牲者を出してきました。
第二次世界大戦では二つの都市に原爆を投下された世界で唯一の国です。

今年は、第二次世界大戦から71年
現在の日本では戦争なんて考えられない幸せな平和な国になりました。

この日本の国のために沢山の方が戦争で戦い命を落としていることを私たちは忘れてはいけない
沢山の戦争で亡くなった方のもとに「今」この平和があるんだと・・・

8月は過去の戦争の悲惨さを伝えるテレビ番組も多く放送されます。
ちょっとだけ気にして見てみませんか？

奈良県には
航空自衛隊幹部候補生学校があります。
その敷地内に「松林苑」という資料館があります。

そこには過去の戦争で亡くなった方の遺品や家族からの提供された沢山の資料が展示されいてるのをご存知でしょうか
特攻隊の遺書としては九州の知覧資料館が有名ですが
奈良県内でも第二次世界大戦時の軍人さんの遺書が残さてれいます

私は、夏の公開日には必ず「松林苑」に足を運びます。
お目当てはこれです。

大日本帝国海軍航空隊所属の方の遺書です

この遺書をどんな気持ちで書きしたためたんでしょうか？
私には計り知れない

毎年この遺書の前で語りかけています


この日のあなたの気持ちはどんなものでしたか？
怖くありませんでしたか？
興奮していましたか？

いまの日本を見てどうですか？
あなたが求めていた平和がこの日本にはありますか？



約70年前は日本の国に命を捧げることが当たり前だったんです。
今の世の中でそんなことを言うとそりゃえらいことになってしまいます。
バッシングの嵐ですよね。

私は戦争の無い世界になってほしい
でも、消えることのない過去の戦争。
唯一の被爆国として忘れてはいけない歴史です。



ちょっとこの時期
71年前の日本を検索してみてください
あの頃の若者は何を考え生きていたのか・・・。
あなたと同じ年頃の若者を・・・・。





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