去る、2月20日(日)奈良県社会福祉総合センターにおいて「こどもの自立で悩む　ご家族大集合！！」を開催いたしました。




定員70名の募集をさせていただいたところ93名と多くのお申し込みをいただき
新型コロナ対策も考慮し大きな会場に変更しての開催となりました

当日は元ひきこもり当事者二人にお話を…。

　　

人それぞれ色々な家庭の事情やひきこもりになったきっかけは様々ですが、
今元気に前を向いて進んでいる姿を見てエールを送ってくださった方も多くありました。
当時の話をしているとその時のことを思い出して涙ぐむというシーンもありましたが
頑張って話をしてくれた彼に拍手です。

次は「脱出を支えた家族の想い」を3名の方にお話いただき『子を想う親の気持ち』を伝えてくださいました。

  



こどもの変化を一番近くで見て感じそして常に寄り添ってくれるご家族がおられることで一歩踏み出す勇気が出るのだと思います。
毎朝出社する子供の後姿に「今日も無事お仕事を済ませられますように」と手を合わすというお母様の話に胸を打たれました。

そして、彼ら彼女たちを一歩前進するお手伝いをしてくださっている職場実習先の企業さんにも3社お越しいただきました。
　




私たちは「彼らが一歩目を踏み出す後押しをする」「仕事をするうえで、何が解らないかが解らない。それを一緒に考える」この二つを常に意識して実習を受け入れていますとのありがたいお言葉。
若者への応援の言葉がとてもありがたいです。

一人ではなかなか動き出すことは難しい。ご家族の支援と私たち支援者そして応援企業のサポートが彼ら彼女たちの大きな大きな安心になり踏み出す勇気を持つことが出来ます。

これからも、ご家族との連携、応援企業の拡大など、彼ら彼女たちに一番あった支援を続けていきたいと改めて感じる時間でした。

たくさんの方のご参加
そしてご協力いただいた企業の皆様
当日無理なお願いを聞いてくださり皆様にお気持ちを話してくださった参加者の皆様
今回の開催にあたり告知記事、開催記事を掲載してくださった新聞社の方
ほんとうにありがとうございます。