3月16日（水）

今年度最後の家族の会でした。
理事長から、今年度の家族の会を振り返って、様々なお話をさせていただきました。
さらに数名の参加者の方から、家族の会に参加してからの、お子様との関係性の変化についてお話も伺いました。
長年、お父様とお子様との間で会話がなかったのですが、つい最近、お子様の方から目を潤ませ、顔をこわばらせながらも、買ってきたバナナをお父様にすすめたことをきっかけに、お父様の方からもお子様に話かけられるようになったと、「嬉しいお知らせです」と満面の笑みで報告してくださいました。
お子様は、昨年冬から就職に向けてのセミナーを受講し、現在、職場実習中。
数年越しにやっと動き出し、少しずつ自信と、家族への感謝の気持ちを表現できるようになってきたようです。
お子様が動き出すまで、粘り強く頑張ってこられたお母さまの支えがあったればこそのエピソードでした。

他にも、就職するまで、じっくりと待ちの姿勢でお子様を見守ってこられたお母さまのエピソードや、最近のお子様の変貌ぶりに、戸惑いながらも嬉しさを隠しきれないお父様のお話、今回初めて参加された方から、今の気持ちを素直に語っていただいたりしました。

どのエピソードをお聞きしていても、「もうすぐ春ですね」こんな言葉を、ふと思い出すような、心がなごみ、未来を予感させてくださるものでした。



今年度、11回にわたって月例会、2月には特別研修会を企画させていただきました。
のべ約240名の方にご参加いただきました。
ご参加いただいた皆様にとって、家族の会が居場所であり、明日への希望の場でありたいと様々な企画をしてきました。
どの会も、熱心にご参加いただき、主催者側といたしましては、たいへんうれしくやりがいのある会でした。
1年間、ありがとうございました。

次年度の家族の会につきましては、決定次第、連絡させていただきます。








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